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青森県のお祭り
青森県では「ねぶた」「ねぷた」などと呼ばれる特徴的な灯籠を使ったお祭りが有名です。木と紙を使って様々なオリジナル製作がされるその様子は、かどこか和紙提燈のオーダーメイド制作と似ているようにも感じられます。
もちろんここで紹介するこうした青森のお祭りでも、名入れ提灯は装飾などに多くのところで作成されています。
- 青森県の県庁所在地と地方:青森市/東北地方
- 青森県のその他主要都市:弘前市・八戸市・三沢市
お祭り提灯は下記のように製作されます。
青森県の提灯お祭りの一部をご紹介!
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青森と聞いて多くの人が思い浮かべるのがこのお祭りではないでしょうか。この「ねぶた」は提灯の親戚とも呼べる灯籠の一種です。非常に大きなサイズで中国や日本の伝説や、合戦をテーマにた、オリジナル性の強いものが特注で制作されます。
もともとは七夕の灯籠流しが変化したものだと言われており、ねぶたの他にも「跳人(ハネト)」と呼ばれる参加型の踊りなども楽しめます。青森県の代表的お祭りです。規模が大きいので街や谷地には工場製造の提灯やのぼりも装飾に使われます。
東北三大祭りの一つにも数えられており、8月2日~7日にかけて毎年開催されています。200万人以上の観光客が青森市に訪れるため、作成される提灯もかなりの数になります。
そのため多くは製造工場でプリントしたものに、協賛者名だけを名入れしたりと、格安に製作する工夫がされています。
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「ねぶた」と並んで有名なのがこの「ねぷた」祭りです。この2つは同じ灯籠流しがルーツだと言われていますが、やがて名称が分かれていったとされています。灯籠や提灯のような作りも共通ですが、制作される形状は若干異なります。
この他にも青森には各地方でねぷた(ねぶた)と呼ばれるオリジナルの灯籠を使ったお祭りが開催されています。こうしたお祭りでも激安で印刷された提灯は使われますが、照明などの関係上、一般的なお祭りよりは少なくなることもあります。
弘前四大祭りのひとつとして数えられているイベントで、総勢で約80台ものねぷたが提灯などで飾られた街中を練り歩きます。開催日は青森ねぶたとほぼ同時期で、8月1日から7日に行われます。もし夏場に弘前方面に向かうなら、この次期に合わせていくことをお薦めします。
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上記の2つと合わせて「青森三大佞武多」と呼ばれているのがこのお祭りです。こちらのねぷたも、ちょうちんや灯籠のように明るく製作されていますが、他の2つとは異なり、立ち上がるのような形状をしているのが特徴です。
この高さは最大で20mほどにもなり、他のねぶた祭りとはひと味違った迫力を演出しています。ねぷたやお囃子が通るメインストリートには名入れ提灯などで彩られていて、八戸や三沢など、管内の遠方各地からも多くの人が見物に訪れます。もともとは青森ねぶたも今より背の高い物が多かったとされており、佞武多はより伝統に基づく一面があるのかもしれません。かつては提灯もねぶたも、竹ひごと和紙を使っていたそうです。
現在はねぶたも提灯も技術が発達したため、こうした材料以外にも様々な材質を用いた作成もされています。
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