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広島県のお祭り
中国地方、山陽側の中心に位置する広島県は、瀬戸内海に面する部分が大きいこともあり、海や舟を使った伝統的なお祭りが多く残っているのが特徴です。装飾や小道具の他、協賛者の名入れを行った祭ちょうちんも多数購入されています。
こうした広島県の祀事は大規模なものも多く、その中では格安製造のまつりちょうちんなども同様に活躍しています。
- 広島県の県庁所在地と地方:広島市/中国地方
- 広島県のその他主要都市:呉市・尾道市・竹原市
お祭り提灯は下記のように製作されます。
広島県の提灯お祭りの一部をご紹介!
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広島県厳島神社の祭礼行事として行われているのがこの催しです。上部にオリジナル製作の提灯を飾った「管絃船」と呼ばれる舟を使ったお祭りで「日本三大神事」の一つに数えられています。
現在のような提灯は舟を使う形式は、もともとは貴族が行っていた「管弦の遊び」という舟を浮かべて管弦を演奏する遊びを、平清盛が祀事として取り入れたのが始まりだとされています。
この催しは現在でも海に囲まれた広島県廿日市市にある厳島(宮島)行われています。名入れの祭提灯は載ってませんが、この様子は歌川広重が作成した浮世絵にも残されています。
海の中の大鳥居が有名な厳島神社はユネスコの世界遺産にも登録され、厳島は日本三景の一つにも数えられる美しい場所です。その海面に柔らかなオリジナル祭りちょうちんの灯りが浮かびあがる様子は、日本でも有数の神々しさと言えるでしょう。
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「とうかさん」とは広島市にある「福昌山慈善院圓隆寺」の通称で、この守護神である稲荷大明神の祀事を「とうかさん大祭」と呼んでいます。開催時には提灯も多数設置されます。
この広島のとうかさんは江戸時代初期に建立したと言われており、その後昭和の時代まで提灯の輝く例祭も続けられました。戦時中に一度消失した後、1946年に復活しています。
現在は毎年6月の10日にこの日は特注提灯も大量に制作される本祭が行われていますが、これは戦後に「とうか」と10日をかけるようになり、日付を変更したことに始まります。
提灯の作成と同じように400年の長い歴史を持つとうかさんは、現在では「広島三大祭り」の一つにも数えられています。
また参加者の多くが、オーダーメイド製作提灯と並んで伝統と風情のある、浴衣を着る「浴衣祭り」としても知られています。
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広島市中区にある住吉神社を祀る催事になります。住吉神社は海を司る神様であるため、厳島神社と同じ様に、装飾物にオリジナル制作する提灯を使う管絃祭などが行われます。
この付近はもともと船大工舟や船作工場が多く、そのため海に近いこの場所に住吉神社を設置したと言われています。海上に輝く注文製作の提灯が輝く様子はやはり幻想的です。
その他にも「茅の輪くぐり」や「夏越人形流し」など独特の催しが、協賛者の名入れ印刷の赤提燈で彩られた会場で行われます。
加えて花火大会も開催されますので、工場製造による激安プリントのビニール提灯などを活用する夜店や露店も多く出店します。
このイベントは制作したお祭り提灯の似合う伝統的な行事ですが、住吉神社の社殿は戦争時の原爆投下で焼失してしまい、現在の社殿は1996年に再び作成された物になります。
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